肺炎の治療として、抗菌薬を使用するほか、咳・痰に対する鎮咳薬(ちんがいやく)、去痰薬(きょたんやく)での治療や、発熱に対する解熱薬、消炎薬での治療も行い、患者さんの身体への負担を軽減させます。
使用される主な鎮咳薬と去痰薬は次の通りです。
1、鎮咳薬
【麻薬性鎮咳薬】
せきの中枢を鎮静し、せきの反射経路を抑えます。
便秘、眠気、嘔吐、めまい、血圧低下などの副作用があります。
【非麻薬性鎮咳薬】
気管支の平滑筋を緩めてせきの発作を止めます。
腹痛、下痢、便秘、眠気、食欲不振、口渇などの副作用があります。
2、去痰薬
【気道分泌促進剤】
気道分泌を促進することで、痰を薄めて粘りをなくし、痰をだしやすくします。
【気道粘液溶解剤】
痰の成分を変化させ、痰を出しやすくします。
【気道粘液修復剤】
気管支粘膜の修復を促進し、粘液構成成分を調整します。
去痰薬の3つは共に食欲不振、嘔吐、下痢、腹痛などの副作用があります。