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肺炎が治りにくい要因

肺炎の治療に効果的なのは抗菌薬です。
肺炎は、昔から生命にかかわる重大な病気でした。
しかし、抗菌薬の普及により、肺炎での死亡は大きく減少してきました。
ところが、最近では、この抗菌薬が効かない耐性菌が増加し、治りにくい肺炎が増えているのです。
同じ抗菌薬を長く使い続けていたり、多用したりすると、細菌はその抗菌薬に対する耐性を獲得するようになります。
20年以上前から、このような耐性菌が増加しています。
そのため、徐々に抗菌薬が効きにくく、治りにくい肺炎が増えてきています。
肺炎が治りにくい要因としては、耐性菌の他に肺炎の患者さんが高齢だったり、持病(心臓病や呼吸器系の病気)をもっていたりして、免疫力が低下していると、肺炎は重症になりやすく、治りにくくもなります。
また、診察時に推定した病原体が、実際の病原体と異なる場合も、選択された抗菌薬が効かずに肺炎が長引くことがあります。

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